2021/10/16
南紀串本への出張記 その2
*前回の続きです。
絶体絶命からの救出、そして紀伊半島へ
高速道路でのバッテリー切れ・故障、という想像する限りで最悪のアクシデントに見舞われましたが、レッカー車に助けて頂き、無事に湾岸長島PAに到着しました。(助手席に乗せて頂き移動しました)
気づけばこの時、午後2時過ぎ。4箇所目の充電を行う間に遅めの昼食を済ませます。
湾岸長島PAは三重県桑名町、出発して7時間超でようやく三重県に至りました。
同じ失敗を繰り返さぬ為に、(バッテリー的に)ゆとりのある計画を練り直します。
この時点で最終目的地のJR串本駅(和歌山県東牟婁郡串本町)までおよそ240km、
充電地点を3箇所に定めます。
①安濃SA(あのう) 湾岸長島PAからおよそ53km
②奥伊勢PA ①からおよそ45km
③和歌山日産新宮店 ②からおよそ90km
①〜②が慎重な計画なのに対し、②〜③は失敗を懲りないなんとも大胆な距離です。
が、しかしこの辺りは本当に充電スポットが少ない。。。郊外の充電スポット数もEVシフトにおける大きな課題です。
5〜7回目の充電スポット
5回目充電スポットの安濃SAに無事到着。
しかしここで雨足が強くなってきます。。。
6回目の奥伊勢PAは写真に収めるのを失念していました。。 この時点で時刻は16時過ぎ、少し日も落ちてきます。
そして、ついに和歌山県に入ります!!!ここまで来ただけでも感無量です。 7回目の充電は和歌山日産自動車の新宮店です。
都内でもそうですが、大手メーカーの自動車ディーラーにほぼ必ず急速充電スポットが併設されています。 他社メーカーの車でディーラーに入りづらい気もしますが、スタッフの方に充電ですと伝えると快くご案内頂けることがほとんどです。今回もBMW社で堂々と日産に乗りつけます。
新宮市から串本町まではおよそ40km。これまでの道のりに比べればもう大した距離ではありません。
この時午後6時です。
串本駅へ到着
新宮市からは下道で向かいます。
高速道路が2024年にかけ全線開通とのことで、その時には紀伊半島一周が高速道路で結ばれます。
詳細はコチラから。
そして午後7時半、ついに串本町へ到着しました!正真正銘、本州最南端の駅です。
出発してからの結果をまとめると以下のようになります。
総合走行距離: 576.3km
充電回数: 7回
所要時間: 約13時間
数字だけを見てもチャレンジングなもので、これからのEV時代においてもこんな無謀な旅をすることはこの先そうないでしょう。とても得難い経験になりました。
無事に到着したことを祈念し、到着後早々にご当地名物のカツオ茶漬けを頂きます。 このお店絶品です。
次回は南紀串本での活動をお送りします。