2021/09/14
マイクロツーリズム & ゼロ・カーボンドライブ(1)
はじめに
電気自動車関連のニュースを最近は毎日のように耳にします。
例えば、
2030年までにEVは全世界で1億4,500万台に増加する見込み。 (https://ev2.nissan.co.jp/BLOG/654/)
2021年1月、施政方針演説において「2035年までに新車販売で電動車100%を実現する」旨が発表(https://www.toshibatec.co.jp/products/office/loopsspecial/blog/20210820-68.html)
さらに、この記事によれば、日本以外の国も次のような方針を打ち出しているとのこと
英国 :ガソリン車とディーゼル車の新車販売を2030年までに禁止
フランス:2040年まで化石燃料車の販売を禁止
中国 :2035年をめどに新車販売を環境対応車(EVやハイブリッド車など)のみとする
米国 :カリフォルニア州 2035年までに州内での新車販売の全てを排気ガスを出さない「ゼロエミッション車」にする
カナダ :2035年までにガソリン車やディーゼル車といった内燃エンジンを搭載する新車の販売を禁止
これに対する反対意見についても同様に耳にしつつありますが、世の中全体としては、電気自動車を普及していく流れになるようですので、弊社でも参加しているプロジェクトを通じて、色々と研究を進めています。
また、(株)星野リゾートが提唱しているマイクロツーリズムというコンセプトがあるそうです。具体的には、「自宅からおよそ1時間圏内の地元や近隣への短距離観光のこと」とのこと。さらに、同社のホームページによると、次のようなメッセージもありました。
日本国内で、住まいから1〜2時間で行ける距離で魅力的な体験を発見するということには、大いに賛同するところでありますし、弊社が参画しているプロジェクトで実施している、ゼロ旅(旅行中にEVやFCVが排出するCO2を実質ゼロにする)のコンセプトとも沿うものです。
このマイクロツーリズムにEVを使うことで、快適に移動できるものか、課題があるものかを検証してみることにしました。
EV乗車の不安
ただ、EVというと次のような不安があります。特にペーパードライバー。
・途中で充電が無くなりそう。しかも突然無くなりそうで不安だ。
・充電の方法がよく分からない。考えるのも面倒だ。
・充電設備の場所がどこにあるか分からない。走りながら辿り着けるか分からない。
・ガソリン車と操作方法が違って迷いそう。不安だ。
・充電時間が掛かりそう。何度も充電する羽目は時間が掛かりそう。待つのは嫌だ。
EVを試しに乗らない理由は色々出てきますが、実際にペーパードライバーが運転してみて、実際の様子をレポートします。
利用車両 = テスラ モデル3(ロングレンジ)
弊社の社有車であるテスラのモデル3(ロングレンジ)を使用。
フル充電時の走行距離(カタログ値)は580km。
ただし、今回は、充電が少なく159km残からのスタートです。
行き先 = 富士山の麓(忍野八海)まで
駐車場の場所(品川区)から忍野八海まで行ってみることにしました。やっぱり富士山。
でも、富士山まではちょっと遠いので、手前のこの景色を目指して。
出典:Adobe Stockより
出典:Adobe Stockより
Google Mapによれば、1時間30〜2時間ほど。ここにチャレンジです。
地図:Google Map
テスラのアプリ
クルマのドアの鍵開けはアプリで実施する。左の鍵マークがそれ。
ナビ
テスラ標準のナビで、充電場所の案内は見ることができますが、ちょっと見づらい。
ナビ自体は、大雑把なところでの案内は問題ないですが、
都心の高速を走行していると下道を走っていると勘違いして案内する看板上は左に行くはずなのに、右行けと指示する
都心の高速を走行していると下道を走っていると勘違いして案内する
看板上は左に行くはずなのに、右行けと指示する
など、しばしば意味不明な案内をするので、注意が必要だと感じました。
マイクロツーリズム & ゼロ・カーボンドライブ(1)
はじめに
電気自動車関連のニュースを最近は毎日のように耳にします。
例えば、
2030年までにEVは全世界で1億4,500万台に増加する見込み。 (https://ev2.nissan.co.jp/BLOG/654/)
2021年1月、施政方針演説において「2035年までに新車販売で電動車100%を実現する」旨が発表(https://www.toshibatec.co.jp/products/office/loopsspecial/blog/20210820-68.html)
さらに、この記事によれば、日本以外の国も次のような方針を打ち出しているとのこと
英国 :ガソリン車とディーゼル車の新車販売を2030年までに禁止
フランス:2040年まで化石燃料車の販売を禁止
中国 :2035年をめどに新車販売を環境対応車(EVやハイブリッド車など)のみとする
米国 :カリフォルニア州 2035年までに州内での新車販売の全てを排気ガスを出さない「ゼロエミッション車」にする
カナダ :2035年までにガソリン車やディーゼル車といった内燃エンジンを搭載する新車の販売を禁止
これに対する反対意見についても同様に耳にしつつありますが、世の中全体としては、電気自動車を普及していく流れになるようですので、弊社でも参加しているプロジェクトを通じて、色々と研究を進めています。
また、(株)星野リゾートが提唱しているマイクロツーリズムというコンセプトがあるそうです。具体的には、「自宅からおよそ1時間圏内の地元や近隣への短距離観光のこと」とのこと。さらに、同社のホームページによると、次のようなメッセージもありました。
日本国内で、住まいから1〜2時間で行ける距離で魅力的な体験を発見するということには、大いに賛同するところでありますし、弊社が参画しているプロジェクトで実施している、ゼロ旅(旅行中にEVやFCVが排出するCO2を実質ゼロにする)のコンセプトとも沿うものです。
このマイクロツーリズムにEVを使うことで、快適に移動できるものか、課題があるものかを検証してみることにしました。
EV乗車の不安
ただ、EVというと次のような不安があります。特にペーパードライバー。
・途中で充電が無くなりそう。しかも突然無くなりそうで不安だ。
・充電の方法がよく分からない。考えるのも面倒だ。
・充電設備の場所がどこにあるか分からない。走りながら辿り着けるか分からない。
・ガソリン車と操作方法が違って迷いそう。不安だ。
・充電時間が掛かりそう。何度も充電する羽目は時間が掛かりそう。待つのは嫌だ。
EVを試しに乗らない理由は色々出てきますが、実際にペーパードライバーが運転してみて、実際の様子をレポートします。
利用車両 = テスラ モデル3(ロングレンジ)
弊社の社有車であるテスラのモデル3(ロングレンジ)を使用。
フル充電時の走行距離(カタログ値)は580km。
ただし、今回は、充電が少なく159km残からのスタートです。
行き先 = 富士山の麓(忍野八海)まで
駐車場の場所(品川区)から忍野八海まで行ってみることにしました。やっぱり富士山。
でも、富士山まではちょっと遠いので、手前のこの景色を目指して。
出典:Adobe Stockより
出典:Adobe Stockより
Google Mapによれば、1時間30〜2時間ほど。ここにチャレンジです。
地図:Google Map
テスラのアプリ
クルマのドアの鍵開けはアプリで実施する。左の鍵マークがそれ。
ナビ
テスラ標準のナビで、充電場所の案内は見ることができますが、ちょっと見づらい。
ナビ自体は、大雑把なところでの案内は問題ないですが、
都心の高速を走行していると下道を走っていると勘違いして案内する看板上は左に行くはずなのに、右行けと指示する
都心の高速を走行していると下道を走っていると勘違いして案内する
看板上は左に行くはずなのに、右行けと指示する
など、しばしば意味不明な案内をするので、注意が必要だと感じました。