【プレスリリース 2021.06.21】 脱炭素時代の新しい移動手段「ゼロ旅」を、熊野の地で実験

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小型EVとIT技術を活用し、移動時の二酸化炭素排出量をゼロに

このたび、Zenmov株式会社(本社:東京都港区、代表:田中 清生)と株式会社古座MORI(本社:和歌山県串本町、代表:坂本直弥)は共同で、電気自動車(以下 EV)が移動中に排出するCO2をゼロにする「ゼロ旅」サービスの社会実証を、串本町で行いました。今回の実証実験は5月19日に道の駅くしもと橋杭岩で開始し、5月28日までの10日間に渡って実施しました。

「ゼロ旅」とは、ブロックチェーン技術を活用し、遠隔地で太陽光発電から創出される環境価値を走行するEVにリアルタイムに割り当てることで、EV走行時の二酸化炭素排出を完全にゼロにする取り組みです。

串本町での実証実験では、当社が車体と管理システムを提供し、株式会社古座MORIが社有車としてその運行管理を行いました。10日間の取り組みを通じて、48.46kg のCO2削減に成功しました。

(写真:当社社員撮影)

Zenmov株式会社は、2021年3月にも「ゼロ旅」実証事業に参画しておりました。燃料電池自動車(FCV)を活用し、神奈川県横浜市~箱根町間往復200kmの走行で14kgのCO排出削減を確認しました。この取組においても、FCVのリアルタイム走行計測にZenmov株式会社が提供するSMOC(Smart Mobility Operation Cloud)が活用されておりました。 Zenmov株式会社と株式会社古座MORIは、この走行時完全ゼロエミッションの仕組みを活用して、旅行の全てをゼロエミッションにする「ゼロ旅」を推進しています。ロンリープラネットBest in Travel 2021の読者投票で、世界の名だたる観光地の中でサスティナビリティー部門を受賞した和歌山県は、脱炭素時代における新たなツーリズムのインフラとなるべき「ゼロ旅」を世界に先駆けて普及すべき象徴的な場所であると言えます。今後も継続して、同地のカーボンフリーな移動手段を追求して参ります。

会社概要

■Zenmov株式会社
(1)商号    :Zenmov株式会社 https://www.zenmov.com/
(2)代表者   :代表取締役 田中 清生
(3)本店所在地 :東京都港区港南1-9-36 アレア品川13階 801号室
(4)設立    :2019年9月
(5)主要株主  :田中 清生、株式会社ブロードリーフ(東証一部3673)
(6)資本金   :101,975千円(資本準備金含む)

■株式会社古座MORI
(1)商号 :株式会社古座MORI
(2)代表者 :代表取締役社長・公認会計士 坂本 直弥
(3)本店所在地 :和歌山県東牟婁郡串本町中湊95-5 サテライト古座
(4)設立 :2020年7月
(5)資本金 :200万円
(6)主たる事業 :民間投資促進による地域創生事業

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